Uターンという言葉を聞いたことはあるかもしれませんが、Iターンというのはあまり聞かない言葉でしょう。
Iターンというのは東京などの都会で生まれ育ち、大学卒業後は東京の会社に就職した人が、地方に移住してそこに転職することを言います。
なぜ都会から地方へ、と思う人もいますが地方にしかない魅力を感じる場合にIターン転職を希望することがあります。
ちなみに、Uターン転職はこの逆で地方から都会に就職をしたものの地方の会社に転職することです。
- ビズリーチ詳細はコチラ
- doda詳細はコチラ
- リクルートエージェント詳細はコチラ
Iターン転職をするためには
では、Iターン転職はどのような流れで行うものなのでしょうか。
上述のように都会から地方に出ていくわけですから、どこに移住するかを真っ先に決めなければなりません。
例えばこれまで東京に住んでそこで働いていた人が、函館市に魅力を感じて函館で働きたいというのであれば函館に移住することになるでしょう。
しかしただ田舎でせわしなく暮らしたい、という願望だけではそもそもどこに住むかはっきりしていないわけです。
いずれにしても移住先には足を運んで、雰囲気や環境を把握しなければなりません。
それから転職活動をスタートさせましょう。
この時点ではまだ住居を確保していないのが一般的なので、移住先に行ってはまた都会に戻りとい動きを繰り返すことになります。
時間もお金も必要になりますので、都合をつけながら進めていくことが大切です。
移住先での仕事を見つけたらようやく住居の確保です。
これでIターン転職の流れは終了、ではなく入社の前にそれまで働いていた職場でしっかり引き継ぎをしておきます。
この一連の流れですが、人にはよるものの平均して数か月程度はかかると言われています。
焦って適当と決めると後悔することになりますので、余裕を持って行動しなければなりません。
Iターン転職のための仕事の探し方
ただぼんやりと求人を見るのも悪くはありませんが、いくつかおすすめの探し方があります。
まずは転職エージェントです。
これを活用することで他のサイトには公開されていないような求人を見つけられたり、日程調整などに対応してくれます。
面接対策に力を入れてくれるところもありますので、とにかく転職に不安を覚えている人は転職エージェントを頼りにしましょう。
また、自治体の移住サポート窓口を活用するのもおすすめです。
サポート内容こそ自治体によって差がありますが、場合によっては企業を紹介してくれることもあります。
さらにはハローワークや人脈があればそれに頼るのも良いでしょう。
特にハローワークならば地方就職支援コーナーがあるので、そこに行って相談するのもおすすめです。
気をつけたいのはどれもこれもと活用しないことです。
そうすると目移りしてしまい結局決められないまま転職先を逃してしまったというケースもあるからです。
Iターン転職する時の注意点
Iターン転職は決して簡単ですぐにできるものではありません。
先ほども解説しているように仕事だけでなく移住先やそこでの住居も確保しなければならないからです。
そのため、実際にIターン転職をする際の注意点を確認しておきましょう。
まずは時間がかかるということです。
ここでは数か月程度要すると紹介していますが、人によって数年程度要することもあります。
また、お金がかかることにも注意が必要です。
特に飛行機を使って移住先に足を運ぶ場合には、かなりの出費を覚悟しなければなりません。
Iターン転職活動のための資金が十分にあるか、活動によって今の生活が苦しくならないかなどお金の整理をしておくことをおすすめします。
また、希望の求人に出会えない可能性もあることを頭に入れておきましょう。
都会では簡単に見つけられても地方では人口も企業数も多くない場合、中々マッチングしないことが多いです。
移住する前にどれくらいの求人があるのかなどをチェックして、ある程度の状況を掴んでおくと良いです。
Iターン転職で人気の地方都市紹介
最後にIターン転職先として人気の地方都市を紹介します。
まず静岡県です。
東京からそこまで遠くはなく、自然に囲まれたエリアで実際に移住支援制度がかなり充実しています。
土地も広く家賃相場が思ったほど高くはないことも人気の理由で、Iターン転職先として最も理想的だという人も多くいます。
東京から近いと言えば山梨県も同様です。
ここは子育て支援が充実していることから、子育て世代に注目されています。
自然にも囲まれていますので、落ち着いた環境で仕事をしたい人におすすめです。
最後に紹介するのは福岡県です。
福岡県だと大都会に感じるかもしれませんが、Iターン転職先として人気です。
ビルもあるにはありますが自然も豊富なので都会と自然のハイブリッドな環境で仕事をしたい人に向いているでしょう。
勢いでIターン転職活動はしないように
少しでも早くIターン転職をしたいからと、無計画に転職活動をするのはおすすめできません。
なぜなら、計画的に行動しなければ特にお金に余裕がなくなってしまうからです。
現職とのバランスも取らなければなりませんので、休日のわずかな時間を使って少しずつスタートさせましょう。
焦っていては良い移住先も住居も、そして転職先も見つけることはできなくなります。
- ビズリーチ詳細はコチラ
- doda詳細はコチラ
- リクルートエージェント詳細はコチラ